朝のゆとりを楽しむココロ - ポートランド[3]
日本にいるときの、わたしの「朝」
大抵の場合、いつも余裕がない。
たまに、イイコトを思いついたかのように
「朝時間を大事にしようキャンペーン」を始めてみるものの、
2、3日経つと
ギリギリまで眠っていたいという気持ちに負けて
結局すぐ元の生活に戻ってしまう
ぬん。
そんな私も、ポートランドではひと味違う
たぶん、旅に出ている時のマインドが
「旅先での時間を限界まで楽しみ尽くしたい」
という欲でいっぱいなので
割と早起き。しかも勢いよく起きる。寝覚めもいい。
不思議。
だから、旅に出ると
”早起きは三文の得” をしみじみと感じる体験をできることが多く、
「1日の始まりである”朝”のゆとりを楽しむココロって大事だなあ〜」
「EAT GOODってそういう心持ちにもあるよな〜」
なーんて、偉そうに浸ったりしているわけである
で、前置きが長くなってしまったが
結局この記事でなにが言いたいかというと、
”ポートランドの朝を過ごすのにうってつけの場所がある”
ということ。
・・・
とにかく、
わたしのお気に入りの場所があるので
そこについてお話したい。
その店の名は
「Sweedeedee」
ポートランドではだいぶ有名なお店なので
ご存知の方も多いかもしれない
この店は、ポートランドでは北エリアに位置しているのだが
もう、外観から可愛い。
店内で流れてる音楽は、何とも言えないゆるさで
使われてる器がオシャレ
店のお兄さん・お姉さんは飾らない姿が美しく、カッコいい
(それはポートランドの人の多くに共通する)
そして・・・
何と言っても、
ここのサンドウィッチが、悶絶するほど美味しい!!
なんだろう、
なんであんなに美味しいんだろう
特にここはパンにこだわっているんだが、
焼きたての香ばしさが鼻をくすぐり
カリッとした食感から入ったと思ったら
ふわっとじゅわっとする口内感覚で満たされる
至福だあ
割と長い時間待つ事もあるんだけど
その「待つ」ことも「ゆとり」のひとつとして捉えると
この店で過ごす全てが幸せに感じる
むしろ、
「待った時間があるからこそ余計美味しい」というあのトリックか
ちなみに
まんまと彼らの戦略にはまったわたしは
短い滞在期間の中で3回もこの店に通ってしまった
いつもだったら、限りある時間なんだから
いろんなお店を渡り鳥のように渡り歩きたいと思う、このわたしが。
それほどまでに、好きになってしまった場所。
ココロからじゅわーっと満たされる食体験ができる場所って
なかなかないと思うから、
そういう場所に出会えるのって幸せだと思うし
EAT GOOD, LIVE HAPPYにも近いものを感じる今日このごろ。
ポートランドで朝時間を楽しみたいときは、ぜひおすすめ
※ Missisippi Recordsというのはお隣のイケイケなレコード屋さん